【現地レポート】BREX2025で注目を集めた「全宅管理 特設ブース」最新ソリューションが勢ぞろい!

  1. 調査

2025年6月4日(水)から6日(金)にかけて、東京ビッグサイト東1~3ホールで開催された「住まい・建築・不動産の総合展[BREX]2025」。今年も住宅・建築・不動産業界の最新トレンドが一堂に会し、盛況を博しました。

過去最多となる301社が出展し、会場内では連日、活発な商談が行われるなど、熱気に満ちた空間に。
さらに、東3ホールで初開催となった「建築ライブ」では、実際の建築作業を間近で見られるリアルな建築現場の再現が行われ、多くの来場者が足を止めて見入っていました。

会場全体が「課題解決」の空気感。全宅管理ブースが放つ存在感

中でも注目を集めていたのが、一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会(全宅管理)による「全宅管理 特設ブース」です。東京展で初開催となる本ブースには、全宅管理と提携する12社が出展。賃貸不動産管理の現場が直面する、「業務効率化」や「家賃保証」など“いま知りたい”課題に応えるソリューションがずらりと並び、まさに“実務直結型”の提案を求めて、多くの来場者が足を止め、ブース周辺は常ににぎわっていました。今回は、現地で体感してきた全宅管理ブースの魅力と、注目出展企業のソリューションをレポート形式で詳しくお届けします。


【注目企業】「株式会社QLEAN」ギグベース不動産ソリューション

“スキマ時間”を活用した新しい人材戦略

「ギグベース 不動産ソリューション」は、集合住宅から駐車場まで豊富な不動産業務メニューに対応するファシリティマネジメントサービスです。全国各地のタレント・専門作業員が登録するタレントデータベースと独自のDX基盤を活用し、不動産会社やオーナーから依頼された施設管理業務を、柔軟かつ効率的にサポートする新しい形のアウトソーシングサービスです。

「必要なときに、必要な人材を、必要な分だけ」──業務の繁閑に応じて即戦力人材を確保できるこの仕組みは、慢性的な人手不足に悩む業界にとってまさに“現場救済”の救世主です。
記事:管理物件の清掃からクレーム対応まで、現地の困りごとを徹底解決する「gigbase(ギグベース)不動産ソリューション」


【注目企業】「イタンジ株式会社 」ITANDI BB

空室確認の手間を削減 仲介業務をスマートに

「ITANDI BB」は、賃貸物件の入居申込と募集情報をリアルタイムで同期できる業者間サイトです。これにより、仲介会社は空室状況や申込の番手の確認、内見予約、入居申込までをすべてウェブ上で完結できます。手間のかかる電話確認が不要になり、正確な情報をスピーディに把握できる点で、仲介会社・管理会社双方に大きなメリットがあります。

管理会社側は電話やFAX対応の負担が減り、仲介会社側は都度確認を省略できるため、すでに成約済みの物件を誤って案内してしまうリスクを防げます。おとり物件の削減にもつながり、業界全体の信頼性向上に貢献します。

「ITANDI BB」は、空室確認から申込管理まで、仲介業務における“ムダ”を徹底的に省く革新的なツールとして、不動産管理業務の効率化を力強く支えています。

記事:「ITANDI BB」が担う、不動産管理業務の効率化とは?


【注目企業】「株式会社TOKAI」リセプションサービス

安心と信頼の“夜間・緊急時も安心”の24時間対応 ビル・マンション・不動産管理

リセプションサービスは「夜間の水漏れ」「休日の鍵紛失」など、管理会社の営業時間外、又は24時間365日、入居者からのトラブル・お問い合わせに対応するシステムです。

トラブル一次対応、管理会社への情報共有、必要に応じた緊急出動要請までオールインワンで対応し、受付代行の域を超えた高品質なサービスを提供します。

記事:賃貸管理会社の業務負荷を軽減!24時間365日対応の「リセプション(コールセンター)サービス」


【注目企業】「Studio LOC合同会社」参謀くん

管理会社の“戦略参謀”に AIで実現する経営支援ツール

「参謀くん」とは、賃貸住宅ごとに異なる高度な「満室経営戦略レポート」をWEB上で作成できる、賃貸管理会社向けの管理受託営業支援サービスです。

ビッグデータとAIを活用し、賃料査定や空室対策の提案を高度かつスピーディーに実施。WEB経由で効率的にオーナーの反響も獲得できます。

「管理業を“守り”から“攻め”へ」──戦略的な提案営業を後押しする、頼れる“参謀”として活躍するツールです。

記事:業界初の管理受託営業活動をフルサポートする 満室経営戦略レポート 自動作成ロボ「参謀くん」


【注目企業】「株式会社いい生活 」いい生活賃貸管理クラウド

不動産テックのパイオニアが生んだ“進化形クラウド”

「いい生活賃貸管理クラウド」は、不動産管理会社やオーナー向けに開発されたクラウド型賃貸管理サービスです。

物件管理・賃貸契約・入出金管理など、賃貸管理に必要なあらゆる業務を一元管理。紙やエクセルで行っていた従来の管理業務を、クラウド上で効率的に完結できます。

さらに、仲介会社への情報提供の効率化と正確性の向上にも貢献。業務のデジタルシフトを後押しする“管理クラウドの決定版”です。

記事:不動産業務を支えるいい生活の業務クラウドシリーズ「いい生活賃貸管理クラウド」で無駄なくスムーズな業務を実現


【注目企業】宅建ファミリー共済

入居者もオーナーも守る、安心の賃貸支援サービス

宅建ファミリー共済は、長年にわたり宅建協会の会員向け業務支援を行ってきた会社です。
オーナーや管理会社が安心して物件運営できる保険商品を提供するだけでなく、全国1万社以上の保険代理店と連携し、災害発生時には迅速な対応を可能にしています。

管理会社が入居者に安心を提供するための、心強いサポートツールとなっています。

記事:「宅建協会の会員を支えたい」創業当時からの想いがつなぐ代理店との絆


【注目企業】「アークシステムテクノロジーズ株式会社」CIZの入居審査

“経験と勘”からの脱却 入居審査の新基準をAIが構築

「CIZの入居審査」は、20年以上にわたる膨大な賃貸契約者の属性と滞納発生率のビックデータを元に、AIが経済的信用力をスコアリング評価する審査システムです。

さらに、反社会的勢力や犯罪歴などをチェックする「社会的信用評価」も同時に実施可能。人によるバイアスや判断のバラつきを防ぎ、業務効率だけでなく法的リスク対策としても注目されています。

入居審査に加え、家賃保証サービスも自社で提供しており、審査から債務保証まで一気通貫の与信管理が可能です。

記事:“申込者が入居者になった後のことまでを考えた与信サービス”プロパティマネジメントを突き詰めたサービス開発を行うアークシステムテクノロジーズ


【注目企業】「永輝商事株式会社」リユース・リサイクル事業

不用品が“資源”に変わる サステナブルなリユースビジネス

永輝商事はオフィス機器やパソコンの買取・リサイクル事業を軸に、廃棄物を有価資源へと転換する持続可能なビジネスモデルを追求する企業です。

高度なセキュリティ体制とアジア市場への独自ネットワークを活かし、不要品の安全なリユースを長年実践。オフィスだけでなく、賃貸物件の退去時における不用品対応にも対応し、管理会社・オーナーの業務負担を軽減しています。

「捨てる」ではなく「資源として再活用する」という発想が、環境負荷の低減とコスト削減を両立。クリーンで循環型の社会を目指す、次世代型のビジネスモデルです。

記事:不用品を資源に変える。永輝商事が生み出す新しい価値


まとめ:“現場ファースト”の答えがここに──

全宅管理特設ブースでは、テクノロジーの活用、業務効率化、リスク管理、そして現場支援まで、多角的なソリューションが紹介されていました。

どの企業にも共通していたのは、「いま、管理現場が抱える悩みに即応する提案」であること。展示会という“未来志向”の場でありながら、足元をしっかり見据えた実務的な提案が並んでいたのが印象的でした。

“今すぐ取り入れたい”、“業務の悩みに応えてくれる”──そう感じさせる提案が詰まった今回の全宅管理ブースは、管理会社の“未来の業務”を考える上で外せない場となっていました。

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