【インタビュー第一弾】事故物件のイメージが変わる!不動産にとっての成仏とは?!”成仏不動産”の取り組みに迫る!

  1. キーマンインタビュー

今回は成仏不動産さんへのインタビューが実現しました!

タイトルにもある通り成仏不動産さんへのインタビューは”第一弾のインタビュー編”と”第二弾の新サービスご紹介編”でお送りしますので、是非ご覧になってください。

「成仏不動産」とは

事故物件を「嫌われる物件」から「選ばれる物件」へ。をコンセプトに、付加価値をプラスする施工と販売を行うことで買いたいと願う人たちへ『成仏物件』としてお届けしています。

■PRBASEご紹介記事

今回のインタビューは、宅地建物取引士と相続診断士の資格を持つ事故物件のエキスパート有馬さんと、元巫女さんで成仏不動産のSNSを担当されている藤本さんにお話を伺いました。

藤本さんInstagram:元巫女︎社員による成仏物件探訪︎

藤本さんTikTok:事故物件🏠捜索隊

― 成仏不動産さん、それではよろしくお願いいたします!

まず初めに「事故物件」とは「人が亡くなった物件」というイメージですが合っていますか?

 はい、合っています。

― 成仏不動産さんでは「特殊清掃」や「ご供養」が成された『成仏認定書発行物件』を成仏物件と呼んでいると拝見しましたが、成仏認定書とはどんなものか教えてください!

 事故が起きてしまった不動産を買い取らせていただいて再販売をするというのが私たちの仕事になっていまして、その不動産に新しく人が住んでくれるということが、不動産にとっての成仏だと思っています。

 新しく住んでくれる方に安心して頂けることが一番だと思いますので、安心材料の一つとして供養という部分は必ず入れております。他社さんでは供養をしていますよ!特殊清掃が入っていますよ!と言っていても本当に入っているのかわからない部分があります。

 それを“成仏認定書”という形で「供養はここのお寺さんでやってもらっています」「清掃会社はここでやってもらっています」というのを一つの証明書に記載し、それをお客様に渡すというところで一つの安心材料として不動産選びの時にプラスに働けばいいなと思って作っております。

 認識として事故物件は「絶対に住めませんよ」という方と「全然住めますよ」という方、その中間に悩んでいる方がいます。そういった中間の方達へこの物件だったら住める、と思えるような物件を増やしていったり、イメージアップをしていきたいという思いが強いです。

― しっかり供養をしていますというところを可視化して“成仏認定書”という紙でお渡しする。ということがお客様の安心に繋がるのですね!

 そうですね!成仏認定書について今後の展望としては、長期優良住宅のよう住宅の担保評価をよくする材料になったりといった社会的メリットを受け取れるようなものが世の中にはたくさんあると思いますが、そういった形で認定書のマークが住宅ローンを借りる時のプラス材料になったり、社会的メリットが得られるような地位にまで将来的にもっていきたいなと思っております。

― ありがとうございます。では成仏不動産さんの事業を始めたきっかけを教えていただきたいです。

 もともとうちは事故物件専門不動産ではなく、事故等が起きていない土地やマンションを売主様から購入し、おしゃれな住宅を建てたり、リノベーションを施して再販売をしていました。

―そうだったのですね!今の事業とは種類が違うのでびっくりしています!

 はい!例えば横浜らしい昔ながらの海を象徴するマリンランプというものを家に付けたりですとか、住み心地がいいように無垢の床材を使うようなおしゃれな住宅を建てていたのですが、その時にあるお客様から「事故物件を買い取っていただけますか」というお話がありました。

 その当時は事故物件を扱ったことがなかったので、相場や再販売後の需要が全く分からず、金額は出させていただいたものの購入はできなかったのです。

 経験がなく未知の世界で安く提示することになってしまったのですが、もし私たちが事故物件のことを知っていて事故物件を手掛ければ確実に売れますといったマーケット(需要)作りをしておけば、売主さんからも高く買い取ることができると思いました。

 他の会社さんでも事故物件は断られやすいので、事故物件を所有していて困っているオーナーさんを助けたいという思いから専門でやる事業を一つ作ってみてもいいのではないかということで成仏不動産を始めました。

 三か月で構想してサイトを作り、その翌月にはオープンしましたね!

― すごいスピード感です!

次に事故物件とは物件そのものに問題があるわけではないのですが、世間のイメージ的に買いにくい物件についてはどうしても価値が下がってしまうと思います。そんな事故物件に住むメリットを教えていただけますか?

 今の時点での一番のメリットは、価格だと思います。

 事故内容によっては相場より多少安くなりますので、お求めやすいかと思います。

ここで皆さんにお伝えしたいのが、事故物件は人が亡くなってしまっただけの物件であるということです。

 その事実だけにフォーカスされがちですが、他の物件よりも好条件の物件が世の中にはたくさんあります。今私たちから不動産を買ってくださる方は、「事故物件だけどこういうメリットがある、人が亡くなってしまったこと以外は普通の物件だよね」というところに重きを置いて総合的に見て判断してくださる方が多いです。

■こちらは特殊清掃、ご供養、リフォーム工事を終えた事故物件のビフォーアフターの動画になります。

― メディアのイメージや自身の固定概念でなんとなくマイナスなイメージはありましたが、メリットを考えると価格を抑えてよい物件に巡り合えるチャンスですよね!では昨今の事故物件でサイトに掲載されている物件というのは、どんな物件がありますか?

 そうですね、死因によっても変わりますが、孤独死の場合、賃貸・売買ともに小ぶりな1R・1K、2L、2DKが多いです。

 自殺となるとファミリータイプのマンション、戸建てがありますね。今お話ししたのは都内における傾向ですが、地方の場合はマンション需要が少ないので戸建ての方が多いような印象があります。

― なるほど。昨年の相談件数は毎月100件を超えたと記事を拝見したのですが、設立してからここ数年は多いのでしょうか?

 相談件数は増えていますね。

―コロナ禍が影響しているということはありますか?

 コロナ禍で自殺や孤独死は増えています。

 私たちが対応させていただく事案では、「コロナ感染が心配で、近くに住んではいても親に会いに行けなかった」ですとか「会いに行かなくてもいつも元気だから大丈夫だろう」というところでコミュニケーション不足により亡くなっていることに早く気づいてあげられなかったというケースはありますね….。

 自殺に関しては、失業率と比例しているデータがあります。

コロナ禍で失業率が上がっているので最近私たちが扱う物件も自殺がおきた物件が増えてきているなと思います。

― 相談が増えたのはそのような背景があったのですね。もし急に事故物件所有者になってしまったらまずどうすればよいか教えていただきたいです。

 孤独死の場合も自殺の場合もまずは“警察と救急車に連絡する”ことです。注意してほしいことが、亡くなられている場合駆け寄って確認してしまうことが多いと思いますが、特に孤独死の場合は亡くなってから時間が経っていますと、腐敗による虫の発生だったり、部屋に菌が充満していることもあるので感染リスクを抑えるためにも、極力入っていただかないほうが良いかと思います。まずはその場でいち早く警察に連絡をお願いします。

 その後の流れとしては、現場検証が終わったら特殊清掃に入らなければいけません。特に臭い問題については近隣からクレームが来てしまう場合もあるので、そういったことも防ぐために早急に清掃を入れる必要があります。

― 成仏不動産さんでは特殊清掃SOSという即日清掃サービスというものがありますよね。そちらに電話すれば即日で対応してくれるということでしょうか?

 特殊清掃SOSサービスにつきましてはもちろん即日対応なのですが、それだけがメリットではないのです。不動産目線で特殊清掃を手掛けるので、その場をきれいにするだけではなく、そのお客様がこの不動産を今後どうしていきたいのかというところをヒアリングさせて頂き、その意向によって特殊清掃を行います。

 過去にお客様で他社さんに特殊清掃をしてもらった方がおりまして、臭いが残っていても買い取りをしてくれるかというご相談がありました。もちろん買い取りはできますが、臭いが取れていない場合、私たちが買い取らせていただいた後にもう一度特殊清掃をする必要があります。そうなると余計に費用が掛かることと、買い取る場合も再清掃費用を事業計画に入れなくてはならないので、その分買取価格が安くなってしまいます。

 特殊清掃会社さんの中には臭いの発生源を突き止めず解体してしまえばいいという会社さんもいらっしゃいます。そうなると百万も二百万も取られてしまって売り主さんも困ってしまうので、そういったところを防ぎたいのです。私たちが行う特殊清掃では、ポイントを押さえて清掃することで、過解体を防ぐことができるのでお客様の費用負担も減りますし、私たちはお客様から高く買い取れることにも繋がります。

― これは私の個人的な質問ですが、実際に特殊清掃に立ち会ったことはございますか?先ほど臭い戻りのお話を伺ったのですが経験したことがなく、どういったものなのかなと

 あります!そうですね…季節にもよりますが、亡くなって三日くらいから腐敗が始まり体液が出てしまっている場合、例えば床の場合ですとフローリングは一枚一枚張り合わせているので構造的に隙間からフローリングの下まで体液が入り込んでしまうので、ただ単に床の上を清掃しただけでは体液が取り切れず、臭い戻りの原因になるケースがあります。

 フローリングをはがしたり下地の染み抜きをしなければいけないのですが、技術的に出来ない業者さんもあれば知らない業者さんもいます。

― なるほど。それを聞くとやはり正しい知識や正確な技術をもった清掃会社さんに依頼しないと費用が高くなってしまったり後から困ってしまうので成仏不動産さんなら安心して依頼できると思いました。

最後に今後の展望を教えてください。

 将来的に全国に支店を構えたいという展望があります。今支店が7店舗あるのですが来期は3-5店舗別の県に出店予定をしております。是非「成仏不動産で働きたい!」という方がいたら声をかけてもらいたいなと思います。

 もう一つは、業界全体が事故物件を扱っていけるような業界作りをしていきたいです。私たちのそもそもの目的が事故物件で困っている方々が自信をもって売却活動ができる世の中をつくることなので、そういったお手伝いが出来ればと思いますし、事故物件のイメージアップをこれからもしていきたいです。

世の中の事故物件の悪いイメージはメディアのイメージもあるかと思います。

それを変えるのもメディアかなと思っているので、だからこそ私たちはPRもしていきますし取材も受けていきたいです!世の中の事故物件に対する認識が変わっていけるような業界を作っていきたいと思います。

― 事故物件はもしかしたら遠い未来に自分や周りが所有してしまうかもしれないですよね。そんな中事故物件を専門に扱っている不動産会社さんがあるというのを知ってもらうことは大事だと思います。

加えて住宅購入を迷っている方々へ、認識としてしっかりご供養や清掃がされていて価格や周辺環境がよければ事故物件も視野にいれたいという方もいらっしゃると思います。その際は正しい知識をもって事業をされている成仏不動産さんへ是非ご相談くださいませ!

成仏不動産さんの今後の活躍にも引き続き注目していきたいと思います!

ありがとうございました。

成仏不動産さんご案内動画もございますので、是非こちらもご覧になってください。

成仏不動産ご案内動画

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