未来の住まいづくりを支えるヒントがここに。―「EXG2025」注目のエクステリア最新動向レポート

  1. 調査

こんにちは!PRBASEです。

2025年4月10日(木)、11日(金)に千葉・幕張メッセ にて開催された「第18回 エクステリア×ガーデンエキシビション(EXG) 2025」に参加しました。

日本を代表するエクステリアメーカーが一堂に会し、最新の商材やトレンドを発信する日本最大級のエクステリア専門展示会です。

今回のテーマは「エクステリアで叶える住まいデザイン 最新トレンド発信!」。住まいの価値を高めるエクステリアの可能性にフォーカスし、業界のオピニオンリーダーによるセミナーや、実際に商材を「見て・触って・体感できる」ブースが並び、現地は多くの来場者で熱気に包まれていました。

また、EXG2025では「自然災害への備え」「建設業界の人手不足に対応する省施工・省力化」「宅配便の再配達問題と防犯対策」といった、現代社会が抱える課題に対し、エクステリアを通じた解決策を提示する高付加価値商材も紹介されていました。

私も実際に会場を訪れ、各社の展示やセミナーを体感させていただきました!

本記事では、その中でも特に印象に残った展示をいくつかピックアップしてご紹介します。

現場力を体感!ブロック施工の“今”をライブデモで紹介

会場の注目ポイントの一つが、主催者テーマブースで行われた「ブロック施工プレゼンテーション」。 

今年も昨年に引き続き、ブロックメーカー3社による合同展示と、ブロック建築技能士によるデモンストレーションが実施され、リアルな施工技術を目の前で体感できる貴重な場となっていました。

実演では、熟練のブロック建築技能士たちが、安全・安心な施工のための知識や技術を披露。ポイントごとに司会進行も入り、普段見ることのできないプロの手仕事をわかりやすく解説してくれました。

実際の施工の様子はこちらからご覧いただけます!

【動画配信】EXG2024 ブロック施工プレゼンテーション

三協アルミ|「木調カラーが美しい、ファサードの主役。シャトレナⅡ」

三協アルミブースでは、形材フェンス「シャトレナⅡ」が展示されていました。 

写真のとおり、横板格子の繊細なラインと、木調カラーのあたたかみが調和しており、まさに“魅せるフェンス”という印象です。

今年は、上下桟に木調色を施した「プレミアムタイプ」が新登場。さらに、すき間の狭い「下桟すき間小タイプ(1S型・2S型)」や、新色「NEU色」「NEK色」も追加され、選択肢がさらに広がっています。

現場では多くの来場者が実際にフェンスに触れたり、門扉の開閉を試したりする姿が見られ、“質感”や“機能性”に対する関心の高さが伝わってきました。

植栽や外壁と合わせることで、住宅全体のファサードデザインをワンランクアップさせるアイテムだと感じました。

さらに、耐風圧強度は標準で風速36m/s相当と、デザインだけでなく性能面も抜かりなし。 

見た目だけじゃない、“選ばれる理由がある”フェンスシリーズです。

エスビック株式会社|重厚感 × 洗練。玄関アプローチに映える「ソレアード・グランデ」

ブースの中でもひときわ目を引いたのが、エスビック株式会社による「ソレアード・グランデ」の展示。 

写真のように、玄関前のステップに大胆に使われた大判の敷材は、落ち着きのあるブラック系カラーとライティングの演出が、まるで高級ホテルのエントランスのような佇まいを感じさせます。

今回の展示では、従来の「ソレアード方形」に加え、新たに大判サイズが追加されたとのこと。 

厚み80mmという仕様は、階段など高荷重がかかる場所にも安心して使用でき、見た目の安定感と重厚感はもちろん、実用面でも優れた設計となっています。

個人的にも、段差部分にこれだけ存在感のある素材を使うことで、建物全体の印象がぐっと引き締まると感じました。加えて、照明との組み合わせが映えるため、夜の景観演出にもぴったりな素材ですね。

植栽など外構プランとの相性も良く、特にモダンテイストの住宅やハイグレードな賃貸物件などにおすすめできそうな一品です。

東洋工業株式会社|シックモダンな世界観で魅了するエクステリア空間

東洋工業(TOYO)のブースでは、クラシカルなアースカラーを基調としたシックモダンなコーディネートが印象的でした。

展示では、自然素材のような温もりを感じるマテリアルと植栽の調和がとにかく美しく、思わず足を止めて見入ってしまうほどでした。

石材の質感や植栽との相性、そして細部まで計算されたライティング演出が空間全体を柔らかく包み込み、まるでホテルの中庭のような癒しの風景が広がっていました。

ナチュラルな素材感と植栽を取り入れたコーディネートは、外構空間に取り入れることで心地よい佇まいを演出してくれそうです。今後の製品展開にも期待が高まります!

株式会社ナンゴー|多彩な宅配ボックスで“外構から暮らしをデザイン”

ナンゴーブースでは、再配達問題や防犯対策といった社会的課題に応える宅配ボックスが展示されていました。

なかでも目を引いたのが、木目の高級家具を思わせる宅配ボックス。ナチュラルで上質な雰囲気がありながらも実用性はしっかり確保されていて、ファサード空間の主役にもなれる存在感です。

そのほかにも、 

やわらかなフォルムが印象的なかわいいタイプや、重厚感でエントランスに風格を与えるタイプなど、デザインの幅広さに圧倒されました!

宅配ボックスも“選ばれる時代”へ。機能性+デザイン性を兼ね備えたナンゴーの製品は、住まいの顔づくりに一役買ってくれる存在です。

ヨドコウ × ムラサキスポーツ|“遊び心”を収納する新スタイル『KOTO OKI』

2025年に創立90周年を迎えた淀川製鋼所(ヨドコウ)が、ムラサキスポーツと異色のコラボレーション!ブースでは、両社が共同開発した新たなスタイルの物置『ヨド物置エルモ KOTO OKI by ムラサキスポーツ』が展示され、注目を集めていました。

“自然と遊ぶ人々のために、遊びのモノを収納する”というコンセプトのもと誕生したこのシリーズは、従来の「しまうだけ」の物置とは一線を画す存在。

サーフボード、スノーボード、スケートボードなど、“遊び道具”を日常的に出し入れできる仕様で、プロサーファー・粂浩平さん、プロスノーボーダー・中村貴之さんのリアルな声が設計に反映されています。

そして、遊び心あふれるデザインも魅力のひとつ!

  • 本体は「海」をイメージしたブルー 
  • 扉は「森」をイメージしたナチュラルウッド
  • 庫内にも木目調の意匠を施し、内外ともにぬくもりのある印象に 

アウトドア好きやアクティブなライフスタイルを送る人にとって、これはまさに“心くすぐられる”収納空間。 

物置に「個性」や「趣味性」を求める時代の到来を感じさせる、先進的な提案でした!

YKK AP|住宅と調和する“超シンプル美”カーポート「プレーンルーフ」

YKK APのブースで存在感を放っていたのが、ノイズレスな美しさを極めたカーポート「プレーンルーフ」。一見して「屋根が…薄い!かっこいい!」と心を掴まれた来場者も多かったのではないでしょうか。

このカーポートは、“ノイズとなる要素を極限まで削ぎ落とす”ことを追求し、水平垂直のラインを美しく見せるシルエットと、パーツの主張を抑えたデザインが特徴。建物と自然に馴染む佇まいが魅力です。

また、 光沢を抑えたグレー色や木調カラーなど、選べるカラーも豊富で、ダウンライトや目隠しパネルといったオプションで、より機能的にカスタマイズ可能だそうです。

見た目のスタイリッシュさと実用性を兼ね備えた「プレーンルーフ」は、住まいの美観を高めつつ、暮らしにしっかり寄り添う優秀な存在。丁寧で洗練されたものづくりを感じました!!

PUMPMAN株式会社|水を活かす次世代舗装材「Dotcon(ドットコン)」

PUMPMANのブースで注目を集めていたのは、水害対策×景観×施工性の三拍子が揃った、次世代透水性コンクリートパネル「Dotcon(ドットコン)」。

Dotconシリーズは、水を地中に戻すことで水害を防ぎ、自然と調和する景観を演出できる舗装材として、既に高い評価を得てきました。今回展示されていた最新モデル「Dotcon+」では、さらに耐久性・施工性・デザイン性を向上。都市インフラとしての実用性はもちろん、DIYや住宅外構にも取り入れやすい点が魅力です。

会場では、PUMPMANの小澤辰矢代表ご本人による商品説明もしていただき、その様子はX(旧Twitter)にて動画でご紹介予定です!

まとめ

EXG2025では、住まいのエクステリアに新しい価値をもたらす製品が多数紹介されました。機能性とデザイン性が融合したアイテムが多く、住まいの美観や生活の質を向上させる提案が目立ちました。特に、現代の課題に対応する製品や、新しいライフスタイルを反映した商材が登場し、今後のエクステリアデザインにおける可能性を広げる場となりました。展示された製品群は、私たちの住環境に新しい視点を加え、これからの住まいづくりに大きな影響を与えることでしょう!!

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