【レポート】大京穴吹不動産セミナーに参加しました!

  1. 調査

こんにちは、PR BASE不動産市場調査部です♪

先日の東日本REINSサマリーレポート2023年2月分報告時にご紹介した大京穴吹不動産さんのセミナー内容をまとめてみました!

簡単ではありますが、是非参考までにご一読頂けますと幸いです。

3月11日(土)10:00~11:30 に株式会社大京穴吹不動産さんとLIFULLさんのセミナーがあり、いちエンドユーザーとして参加しました。非常に勉強になったので、当日の内容を踏まえ感想を書かせて頂きます。

タイトルは『プロから学ぶ不動産セミナー~金利上昇局面の今こそ「売るべき物件」「買うべき物件」~』、Zoomでのオンラインセミナーでした。
セミナー内容は下記の通りで3部構成になります。

◆第1部 FactStock坂根康裕氏による講演『金利上局面での不動産市況と今後の展望』
◆第2部 マンションブロガーによる座談会『2023年不動産市況を語る~マンションマニア氏×すまいよみ氏~』(モデレーターはLIFULLの方でした)

◆第3部  大京穴吹不動産様によるサービス案内『後悔しない中古不動産の売却・購入術』

当日のスケジュールはこんな感じ。

全体で約1時間半。ストレスなくちょうどいい時間でしたが、第2部の対談はお二方が登場しているので少し時間に物足りなさを感じました。

次回またおかわりがあったらもっと深い部分を聞いてみたいですね。

◆第1部 FactStock坂根康裕氏による講演『金利上局面での不動産市況と今後の展望』

FactStockといえば、YouTubeでの首都圏の新築および中古マンション市況解説動画です。

毎月、データに基づく解説動画で私も勉強させてもらっています。

本セミナーでもコロナ以降のREINSデータから首都圏不動産市況の大きな動きを述べていました。

結論、不動産価格は【需要】と【供給】によるところが大きいとのこと。コロナ禍においては、

①自宅に人を入れることを避けるために売却活動を延期(供給の減少)

②在宅勤務等により自宅にいる時間が長くなったことにより、もう少し後で購入しようと思っていた人たちが購入する【需要の先食い】が起きている(需要の増加)

上記①②により不動産価格が高騰したとこことです。

また、成約価格に関しては買取再販(リノベーション済み業者販売物件)の増加によるものだとも考えられるとのことでした。現在は在庫も新規登録件数も増加傾向で、エリアによってはコロナ前の水準に戻りつつあり、相場が上がりすぎていることによる様子見をしている人が増えている可能性があるとみていました。

一方で2022年の新築は契約率は好調と言われる70%を2回しかなかったとのことです。

上記のことから中古も新築も価格高騰により商売が細っているとの総括でした。

そして、最も共感したのは『不動産の場合のデータは参考のひとつでしかなく、市況はあくまで大きなトレンドを観察するだけ』ということです。【売り時】【買い時】は個々で解が異なるので自身が何を目的にしているかしっかり考えて買い時・売り時を判断していくべきですね。

◆第2部 マンションブロガーによる座談会『2023年不動産市況を語る~マンションマニア氏×すまいよみ氏~』(モデレーターはLIFULLの方でした)

『どうも~マンション評論家のマンションマニアです』と、いつもの挨拶から始まりました。

そして、『住まいを読み込む』という意味を込め、マンションに愛をもって活動しているすまいよみさんも登壇されていました。この、人気ブロガー2名の登壇イベントは貴重です。すごく楽しみにしておりました。まずは、マンションマニアさんの当セミナーへの想いを感じて頂きたく、こちらを一読ください。

▼人気マンションブロガーによる【マンションブログ】

今回、すまいよみさんの内容に関してはすまいよみさん自身がブログを投稿しておりますので当記事ではマンションマニアさんの内容にのみ触れていきます。

▼すまいよみさん記事

それでは、各設問におけるマンションマニアさんの回答です。

≪2023年新築・中古マンション市場の見立て≫

■2023年は買う方も売る方も厳しい時代なのではないか

■買う方は価格が上がりすぎて手が届かない

 ・新築に関しては原材料の高騰で販売価格も高騰

 ・供給も少なく、体力があるデベロッパーも多いので価格を下げない

 ・新築が下がらないと中古も下がらない

→売れるマンション売れないマンションの二極化が激しくなる年になるのでは

≪過去の住み替え経験から「納得できた住み替え」は?≫

■住替えする中で物件のグレードは必然的に上がっている

 ・一度経験すると手放せない設備があるため(ディスポーザー、内廊下、各階ごみ置き場など)

■今住んでいるものがなくならないという基準を持って住替える

 ・広さも維持するorステップアップ

■リビングの広さは小さくしない

 ・マンションマニア基準:家具を置いたときにゴロゴロできるか(2~3回転)

■専有面積60平米3LDKなどの物件が増えてきているが個人的にはオススメしない

 ・家族で住むなら、できれば80平米、リビング15畳あったほうがいい

■新築の専有面積が減っているので、広さがしっかり確保できる中古物件も確認した方がいい

≪マンション選びのポイント~半投半住 どんな戦略?~≫

■自然と住みながら投資になっている

■気を付けている点は、自分に相性が合うかどうか

■それがオシャレかどうかを判断するのは第3者だから、客観的目線を入れている

■投資が先には来ていないが、いつか売る可能性があるので、第3者も良いと言ってもらえそうなものを選んでいる

■そうすると結果的に値上がっている

→ 自分自身に合うかどうか × 客観的にも評価されるか

≪ズバリ、値上がっているエリア?狙い目エリアは?≫

・「街を買う」という意識でマンションを選ぶのが狙い目!

・マンションデベロッパーがいかに街にお金を落としているか

・行政や近辺の企業がどうやって街にお金を落としているか

・都心部以外でもそういった観点で街を見てマンションを買うと、より住みやすくなり、売る際にもマンション価格が上昇しやすい

マンションマニアさんは終始笑顔でとても楽しそうに話していたのが印象的でした。本物のマンション愛を感じます。

そして、、、

是非、ご自身が『かっこいい』と思えるマンションを探してみましょう!!

また、マンションマニアさんがおっしゃっていた【リビングの広さは小さくしない】というのも大事なポイントですね。仕様に関しても中古物件の方が良くなることが多いので今後は中古市場がより拡大していくと思っています。

今回このセミナーに参加して驚いたのは、大京穴吹不動産さんが登壇者の方に一切口出しをしていないということです。各登壇者がそれぞれの思うことを話しているようで参加者からすると、不動産会社社が優位になるようなものではないので作られたものの感じがなく、非常に信憑性があり聞いてて面白いものでした。

大京穴吹不動産さん、今後も楽しみにしております。

そして、私もかっこいいマンションを探し続けていきたいと思います。

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