こんにちは、PR BASE不動産市場調査部です♪
東日本REINSサマリーレポート2023年4月分が更新されました!
では早速レポートを見ていきましょう!
先んじて、今月のトピックです!
今月は【タワマン肯定派ののらえもん氏】と【タワマン暴落派の榊淳司氏】の不動産クラスターで大きな話題になった討論、NewsPicks番組のコンテンツを紹介させて頂きます。
◆「湾岸タワマン論争」頂上決戦【のらえもんvs榊淳司】ー夢のタワマン生活。待ち受けるのは、天国か、地獄かー
湾岸タワマン肯定派「のらえもん」、否定派「榊淳司」の二人が直接対決。
「タワマン」は購入すべきか?「タワマン」に住む生活とは?「タワマン」の存在意義とは?
他でも類を見ない、究極のタワマン論争が始まる。
気になった方はまずは、こちらの予告動画を視聴ください!
▼「湾岸タワマン購入の是非」1億円超で高倍率… 資産性、上層階マウント、安全性「のらえもんvs榊淳司」が真っ向議論
まずは、≪2023年4月度REINSサマリーレポートの感想≫から
【重要指標】
▼中古マンション(一都三県)
・成約件数 :2,954件 (前年同月比 −4.5%)
・成約㎡単価 :70.17万円( 〃 +2.1%)
・在庫 :45,596件 ( 〃 +22.0%)
・新規登録件数 :17,263件 ( 〃 +21.3%)
▼中古戸建(一都三県)
・成約件数 :1,071件 (前年同月比 -10.0%)
・成約価格 :3,865万円( 〃 +5.5%)
・在庫 :17,062件 ( 〃 +30.6%)
・新規登録件数:5,562件 ( 〃 +33.0%)
中古マンションにおいて前年比で成約件数は3が月ぶり前年を下回り(前年比−4.5%)、成約㎡単価は上昇(前年比+2.1%)、在庫件数も増加(前年比+22.0%)。
成約数のおいてはこの5年間において、コロナで初めての緊急事態宣言が出た2020年4月以外では最低の取引数です。
在庫に関しては増え続けており、緊急事態宣言時の2020年4月比で98.6%まで回復しています。
在庫増加・価格上昇なのは、いい物件は高額ですぐに売れて、悪い物件は価格を下げても売れないからかな思います。
郊外から価格が下がってきている傾向にありますし、市場に出して反響芳しくない物件はすぐに対策を練っていかなくてはいけない状況かと思います。
※数字関係はREINS参照の為事実ですが。予想はPR BASE不動産調査部の予測ですのでご自身の解釈と比較してみてください。
成約件数は対前年マイナス4.5%、成約㎡は単価対前年プラス2.1%になりました。
首都圏における中古マンション成約件数は3ヶ月ぶりにで前年同月を下回りました。
成約数に関してはエリアによって浮き沈みがありますが、対前年成約単価に関しては全エリアで上昇しています。
こちらは過去5年の成約件数推移になります。
コロナで初めての緊急事態宣言が出た2020年4月以外では最低の取引数でコロナ以前と比較すると10%ほど減少しています。
やはり、先月同様にはなりますが物件価格の高騰と先行き不安が消費者の判断を鈍らせている可能が高いと思います。
中古マンション成約件数は下記の通りです。
中古マンション㎡単価は下記の通りです。
続いて、在庫件数と成約価格です。
前月同様、都心3区(千代田、中央、港)】対前年在庫増加、成約単価下落。対前月では在庫増加、単価上昇となっております。
このエリアは日経平均株価等の経済状況が反映されやすいエリアになります。
変動が大きいエリアにはなりますが、このエリアはお金持ちが多いエリアなのでいい物件が出たらすぐに売れます。
こちらは首都圏全体です。
対前年在庫増加、成約単価上昇。対前月でも在庫増加、単価上昇。となっています。
郊外になればなるほど価格の上限が厳しく、下落トレンドになっていると聞いています。
全体的には今後は在庫増加もあり、大きく落ちることはないとは思いますが、上がるエリアは一部に限られてきそうです。
不動産の価格は都心3区から城南・城西・城北・城東・神奈川・埼玉・千葉の順に【の】の字を描くように上昇しますが、
下落になると【の】の字を逆流するように郊外から下がっていくと言われています。 売却したい物があるのであれば早めに売却することをすすめてもいいかと思います。
こちらも前月同様ではありますが、エリア別の在庫件数は、対前月で見ると全エリアで在庫が増加しております。
いよいよ、コロナ前の水準とほぼ同数まで物件在庫が増加しています。
最後に、売出価格と成約価格です。こちらも傾向は前月と同じです。
都心3区(千代田、中央、港)で、は対前年売出単価上昇・成約上昇、対前月売出単価下落・成約単価上昇。
日経平均株価の回復基調が成約単価が上がっていることに起因している可能性があります。
首都圏全体で見ても、対前年成約・売出単価上昇、対前月売出単価上昇・成約単価上昇です。
対前月は先月と逆の動きをしていますが変化は小さく、価格の頭打ち感を見て取ることができます。
とはいえ、平均価格は大きく下がることは考えにくく、高値維持が継続すると思います。
以上、今月の月例速報Market Watch~REINSサマリーレポートから不動産市場を読む~でした。