【インタビュー】SNS発の「ないけんぼーいず」が、日本の不動産を変える。

  1. キーマンインタビュー

SNSを起点として誕生した不動産企業、株式会社ないけんぼーいず。

2022年6月1日の会社設立から3年が経ち、SNSや動画配信サービスのフォロワー数は合計60万人規模へと拡大。

さらに社員数も20名以上に増え、目覚ましい成長を遂げています。

起業から現在に至るまでの変化と今後の展望について、代表取締役の中島翔さん(なかじさん)に伺いました。

▼ないけんぼーいず 過去の記事はこちら

【2021年5月のインタビュー】https://prbase-realestate.com/?p=913

【2022年6月のインタビュー】https://prbase-realestate.com/?p=3166

賃貸から売買へと事業の軸足を移し、起業から3年間で急成長を遂げた「ないけんぼーいず」

-なかじさんにお話を聞くのは、2022年の会社設立のとき以来ですね。この3年で変化した部分はありますか?

環境の変化で大きなものといえば、オフィス移転ですね。

起業時は家賃14.5万円、築50年のワンルームからスタートしましたが、翌2023年には渋谷近くの新築オフィスへ移りました。

それもすぐに手狭になり、2025年1月からは現在のオフィスへ引っ越して、今では第2オフィスも借りています。社員は20名規模にまで増えました。

そして人事制度を徐々に整え、別の会社でCOOを務めていた人材にもジョインしてもらいました。

この3年で、私がゼロイチで立ち上げた事業の運営を部下に任せたり、マニュアルなどで言語化して現場に落とし込んだりする体制を構築しました。

そして、こうした組織基盤の強化と並行して、事業成績も大きく伸びています。

ないけんぼーいずの成長を象徴するもう一つの具体的な指標として、「売買反響が対前年同期比で404%成長」という大幅な伸びがあります。

SNS発信と顧客体験の積み上げが確実に成果へ結びつき、急成長を裏付けるリアルな数字となっています。

こうした成長の背景には、事業内容の変化も大きかったと思います。具体的にはどのような変化がありますか。

起業当初は賃貸仲介が中心でしたが、今は売買仲介部門が売上の95%ほどを占めています。

売買に方針転換した理由は、賃貸よりも人生に長く寄り添える「購入」に注力した方が、お客様を幸せにできると気づいたからです。

毎日過ごす「家」という環境が、自分に合ったものなら最高の気分で暮らせますよね。

つまり、家選びで人生は大きく変わるということです。

人生を豊かにしてくれる住まい探しを通して、より多くの方に幸せになってほしい。

そのために私たちはお客様一人ひとりに真正面から向き合い、妥協のない売買仲介を行っています。

-2023年からは新たに「リノベマニア」をスタートさせ、SNSで多くのフォロワーを獲得していますね。リノベマニアを始めたきっかけは何でしょうか。

ないけんぼーいずのアカウントで、過去に何度かリノベ物件を投稿したところ、再生数がとても伸びたことがありました。

加えて物価高を受けて新築物件が高騰し、「新築はなかなか手が出ない」という社会の流れもあり、リノベ物件の需要が今後増えるはずだと予測しました。

当時は「中古×リノベ」で発信しているアカウントが少なかったこともあり、チャンスだと思って投稿を続けていたら偶然当たりました。

-ニーズがある領域をSNSで感じ取るのは、ないけんぼーいずらしい戦略だと感じます。

アカウントの運用は、19歳の新入社員にすべて任せました。

SNS発信が未経験でありながら非常に感度の良い社員で、開始4ヶ月でフォロワーを1万人獲得し、今ではInstagramで6.3万人、TikTokでは5万人がフォローしてくださっています。

社員自身のクリエイティビティと、会社が狙う方向性がうまくマッチしたんだと思います。

こうしたSNS起点の成長を続ける一方で、会社の経営方針そのものにも大きな特徴があります。

ないけんぼーいずは、いわゆるVCマネーを軸にした“スタートアップ型”ではありません。

しかし、既存の不動産業界の常識を変えるという強い意思と、SNS・営業・クリエイティブを武器に、独自の成長を遂げてきました。

地に足のついた経営を続けながらも、組織やプロダクトを自らアップデートし続ける──。

その点ではスタートアップ的な俊敏さと、不動産サービス業としての堅実さの両方を兼ね備えた「実践型の成長企業」だと自負しています。

守りから攻めの経営へ。プロモーション戦略を本格始動させ、次のステージへ進む

-ここまで右肩上がりの成長をしてきた御社ですが、会社運営をするうえで難しい局面はありましたか。

そもそも起業自体が初めてで、何からやるべきなのかわからない状態からスタートしたので、すべて手探りでした。

人事制度づくりや退職者の対応も経験しましたが、どれも「いつかは起こるもの」と思って取り組んでいます。

経営者であれば誰しもが経験することですから、特別大変だと思ったことはないですね。

-肩肘張らずに進むスタンスこそが、組織の柔軟な成長を支えているのかもしれませんね。ないけんぼーいずが今後チャレンジしたいことは何ですか。

これまでの当社は、どちらかというと守り重視だったんです。

会社の基礎を固めるために社内制度を作り、事業領域の選択と集中を行い、現場に仕事を任せる体制を整備するなど、ディフェンスに多くの力を割いてきました。

しかしベースがしっかりと整った現在は、攻めの経営に転じる時が来ています。

いま最も興味があるのは広告・PR戦略の分野です。

これまでの地固めによって、自信を持って世の中におすすめできるプロダクトが手元にできたため、これからは「自分たちの良さをちゃんと世間に知ってもらうフェーズ」に入っていきます。

過去のサイバーエージェント勤務で得た広告の知見と、SNS運用のノウハウなどをフル活用し、当社なりの勝ちパターンを見つけて一気に伸ばしていきたいですね。

これからのプロモーション戦略の未来を思うと、非常にワクワクします。

-最近、新しいサービスを開始したそうですね。ぜひ詳しく教えてください。

不動産人材に特化した転職サービス「転職ぼーいず」を立ち上げました。

私たちはお客様の住まい探しにおいて、丁寧なヒアリングや提案を大切にしています。

この特徴は住宅以外の領域でも社会に還元できると感じたため、業界特化型の人材紹介業をやってみようと考えました。

このほかにもまだまだ試行錯誤中の事業が多数あり、どれも大きな価値を提供できる可能性があると思っています。

私自身も複数の新企画を仕込み中なので、ぜひ今後も注目してくださると嬉しいです。

新規事業を増やしながらも、軸として変わらないものがあります。
それが「お客様との向き合い方」です。

当社の最大の強みは、“顧客の本音を引き出し、人生の意思決定を一緒に設計できる”営業プロセスにあります。

押し売りではなく、ヒアリングとコーチングを軸に、価値観・未来像・ライフスタイルを深く言語化し、最適な住まいへ導きます。

このプロセスは属人的スキルではなく、全社員が学び・実践できるよう仕組み化されています。

未経験で入社したメンバーが短期間で成果を出し、不動産業界でキャリアを切り開く例も多数。

さらに、SNSでの発信力とマーケティングノウハウにより、「自然流入・紹介・リピート」が多いのも特徴です。

「集客力 × コーチング営業 × 顧客体験」──この三位一体モデルこそが、当社独自の強みです。

目指すは日本一!「安心・安全・楽しい」住まい探しを追求し続ける

-ないけんぼーいずが不動産売買において目指す姿をお聞かせください。

家を買うとき「損したりだまされるんじゃない?この選択は本当に正しいの?」と不安を持つのは当然のことです。

残念ながら、不動産業界に対する「なんだか怖い、信用できない」といったマイナスイメージは、まだ世の中に残っているからです。

でも本来、不動産はもっと夢があっていいはずです。

住まい探しはその人の人生を選ぶ行為ですから「これからどんな生活を送りたい?どんな新しいことが待っている?」と考えれば、ワクワクする人の方が多いと思っています。

だから私たちは、ディズニーランドのように行く前からワクワクして、安心して楽しめる不動産売買を実現するために本気で取り組んでいます。

「実際に住んだ後の暮らし」まで一緒に思い描きながら提案することで、契約そのものよりも、その先の人生を大切にする姿勢を貫いています。

お客様が思い描く“その先の暮らし”まで一緒に設計することで、満足度の高い住まい選びを実現しています。

-単純に家を売るのではなく、お客様に豊かな人生を届けることを重視しているのですね。

今後は全国拡大も視野に入れ、「家の購入・相談といえば、ないけんぼーいず」という未来を目指しています。

私たちは誰よりもお客様のことを考え、寄り添い、安心・安全・楽しい住まい探しの提供に自信を持っています。

そんな良い文化を不動産業界に広げた結果、「自然とないけんぼーいずが一番になっていた」というのが理想の状態ですね。

他社を倒したり勝つ必要はないんです。ユーザーに選んでいただければそれが正解になるはずですから。

そして、私がビジネスをする目的はもっと先にあります。

それは「多くの人にもっと幸せになってほしい。私たちが楽しい生き方の提案者でいたい」ということ。

住宅という領域に限らず、より幸せで楽しい生き方にアップデートするブランドになりたい。

そしてお客様も社員も私自身も、みんなが笑顔になれたら最高だと思います。

-日本一になるには、ますます会社の仲間を増やす必要があると思います。ないけんぼーいずが求める人材とはどんな方ですか。

ないけんぼーいずの採用基準は「素直で良いやつ」です。

お客様の幸せを本気で願える人、そのための行動を惜しまずできる人は大歓迎です。

同じマインドで集まった仲間とともに、お客様に価値を届け感謝していただける仕事なので、雰囲気も良いし働いていて気持ちの良い会社だと思います。

不動産売買経験者はもちろん、業界未経験者も賃貸領域から挑戦が可能です。

年齢制限は特になく、営業、マーケ・PR経験者、事業責任者なども幅広く求めています。

私たちと一緒に不動産業界を本気で良くしたいと思う方、新しい挑戦をしたい方は、ぜひ仲間になりましょう!

あとがき:PR BASE編集部より

SNS発という異色のスタートから、不動産業界の常識を塗り替える挑戦を続ける「ないけんぼーいず」。

本取材を通して印象的だったのは、なかじさんの言葉の端々から伝わる「業界を良くしたい」という強い想いでした。

家を買うことは人生における大きな決断ですが、その体験を「もっとワクワク楽しく、安心できるものにしたい」と、本質に向き合い続ける姿勢には大きな共感を覚えます。

インタビューの最後、なかじさんは「不動産業界の勢力図を10年で書き換える。変えられるのは僕らの世代だと思っています」という言葉を聞かせてくれました。

不動産業界のニュースタンダードを作る「ないけんぼーいず」のチャレンジは、まだ始まったばかり。今後もその動向に注目していきたいと思います。

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